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ネットワーク・インフォメーション・サービス(''Network Information Service''、''NIS'')は、サン・マイクロシステムズにより開発された、ネットワーク上のコンピュータ間でユーザのアカウント情報やホスト名の情報などを共有し、配布するためのシステムである。初期は、電話帳を意味する「イエローページ」という名前であったが、商標などの問題から改名された。その名残でNISのコマンド名は、ypで始まる。 NISはクライアントサーバ型のディレクトリサービスプロトコルの一種であり、アカウント情報やホスト名情報以外にも、複数のコンピュータで共有すべき各種情報を一元管理することが可能である。 NISのライセンスは他のUNIXベンダーにも提供されている。異なるプラットフォームが混在した環境での運用も可能である。 後継としてセキュリティを強化したNIS+が開発されたが、こちらは普及せず消滅の方向にある。 ==NISのコマンド== *ypinit :NISサーバ、クライアントの初期化 *ypcat :NISマップの一覧表示 *ypmatch :NISマップの特定のエントリの検索 *ypwhich :NISサーバ名の表示 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネットワーク・インフォメーション・サービス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Network Information Service 」があります。 スポンサード リンク
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